無施錠で外出

ちょっとコンビニに出かけたり、ゴミ出しをしに行くのに鍵をかけずに外出するなんてことはありませんか。
泥棒が入るはずないと高をくくっている人や、ついうっかり忘れてしまう人、急いでいて掛けずに出かける人がいたりするかもしれませんね。

そんな人に紹介したい話があります。これはわたしの友達が実際に体験した実話です。

わたしの友達は学生時代に賃貸マンションの一室に住んでいたそうです。
当時は防犯に対する意識も低く、近所に出かけるのに鍵を掛けずに出かけることもしばしばあったそうです。
その日もちょっと買い物の用事があって家から徒歩五分のところにあるコンビニまで出かけたそうです。
家に帰ってきていつもどおりドアを開けようとしました。すると、なぜか鍵が開きません。鍵をかけずに出かけたはずなのにおかしいなと思いました。
とにかく家を開けようと思い、近所に住んでいて合鍵を持っている彼氏に連絡をしたそうです。もしかしたら彼氏が家にいるのかもしれないという予想もありました。
しかし、彼氏は自分の家にいました。そして合鍵を持ってきてくれたのでその鍵を使って玄関を開けたそうです。
しかし、内側からチェーンがかかっていてドアが開けられないそうです。
おかしいな、という不信感は高まります。しかたがないので鍵屋を呼んでチェーンを切ってもらいました。
恐る恐る家の中に入ったところ、室内は既に荒らされており、窓から犯人が逃げた後だったそうです。

泥棒は5分で侵入できるようならためらわず侵入するそうです。鍵がかかっていなかったら侵入にかかる時間は0分です。被害にあってなんら不思議ではないのです。

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引き戸

引き戸の中でも引き違い戸と呼ばれるタイプのものがあります。
引き違い戸というのは二枚の戸が重なっているタイプのものが多いです。戸が重なりあう中心部分に鍵がついています。
そして左右の戸の戸先にも錠前がついています。

こういった引き違い戸は古い日本の住宅によく使われています。京都の町家や古い商店でも見かけられます。大きな商店の引き違い戸は戸の数が二枚ではなく四枚になっているものもあります。
最近の引き戸は中央一箇所だけに鍵がついているものが多くなっています。最近の引戸錠は防犯性が高くなっているため、一つだけでも十分家を守ることができるからです。
鍵が2つ3つとついていると鍵を紛失したときが大変です。また、普段の開け閉めも面倒になります。一箇所だけだと随分楽に感じるかもしれませんね。

最近、古い引き戸のカギを交換してほしいとか、修理して欲しいといったお客さんも増えているようです。古い引き戸だと部品の在庫がないことも多いので鍵屋さんに相談してみましょう。
在庫が手に入ってもすごく高かったり、違うメーカーの似た形のものを加工して代用するために作業費用が高くつくこともあるそうです。

費用が高くなるのは仕方がないのですが、その分使い勝手も格段に向上するので古くなって使いづらくなっていたら交換することをおすすめします。

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ドアノブ錠のこと

室内ドアや勝手口には鍵のついたドアノブがついていることがあります。
このようなドアノブは円筒錠と呼ばれるものです。
ドアノブの中心にシリンダーがついていて、内側はサムターンではなくプッシュタイプのボタンがついているというものです。
また、似たような形のもので、内側がサムターンになっているタイプもあります。
また、鍵がついていないドアノブは空錠と呼ばれます。シリンダーもボタンもついていません。

円筒錠の鍵をかけるときは内側のボタンをおして扉をしめます。すると鍵がかかって外からは開けられなくなります。
こういった鍵のかけかたは他の錠前とは異なるものです。
そして内部の構造もかわっています。
円筒錠にはデッドボルトがありませんので施錠されているときは普通の鍵とは異なる形をしたラッチがかかっています。

内側から鍵がかかった状態で外から鍵を開けようと思ったら外側から鍵を挿して回すか、内側のドアノブを回す必要があります。開けるときはボタンを押す必要はありません。

このような円筒錠は防犯性に優れているとは言いがたいものです。特に玄関にはまったく向いていません。勝手口に使われていることもありますが、防犯性を考えるのであれば性能のいい鍵に交換するか、補助錠を取り付けることをおすすめします。

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鍵を保管しておく

鍵の保管場所って決めていますか?
わたしは普段はいつも使っているかばんに入れっぱなしにしています。
そしていつもは使っていないオリジナルキーは引き出しの中に保管してひと目についたりなくしたりすることがないようにしています。

これまで鍵の保管場所について特に気にかけていなかったという人は正しい鍵の管理方法についてきちんと知っておくといいでしょう。

引っ越してきた時に不動産屋から受け取った鍵が一つだけだった場合。この鍵をずーっと使い続けているという人もいるかもしれません。
この、最初に受け取る鍵というのは普通、オリジナルキーのはずです。きっとメーカー名が刻まれていることでしょう。この鍵をもしもなくしてしまうと合鍵が作れなくなります。

もしかしたら管理会社や不動産屋で合鍵を保管してくれているのかもしれませんが、真夜中に鍵を紛失してしまったら連絡をとることができません。家に帰れなくなってしまいます。

鍵を紛失した場合には鍵屋さんに来てもらうしかありません。
鍵紛失の場合はまず玄関を開けてもらいます。そして新しい鍵を作ってもらいます。もし鍵が盗まれていたり誰かに拾われて悪用されるかもしれないと思うのであれば新しい鍵に交換する必要があります。
鍵開けと鍵交換あるいは鍵作製の費用がかかりますので料金も高くつくのです。
ですから、鍵は予め作っておき、もしものときのために元の鍵は大切に保管しておきましょう。

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